最終話の10話ではこれまでの伏線を回収する内容となりました。
偶然を装って風間直人に近づいた新庄千秋がハニートラップをしかけます。
その状況を石原さとみ演じる月島ももスマホで聞いているという異常な状況です。
しかし、風間直人は彼女のしかけたハニートラップにひっかかることはありません。
むしろ主人公の月島ももに対しての想いを語ります。
これまでさまざまな名言を口にしていた風間直人ことプーさん。
今回の10話では、分厚い湯のみと高級なティーカップを引き合いに出しどちらが割れやすいか問います。
分厚い湯呑と答える彼女に対して、プーさんは答えは高級なティーカップであると言いました。
このとき彼はもものことを重ねながら、「高級ティーカップは大切にされるから割れません」「俺が大切にするからです」と宣言します。
新庄千秋がももの友人であることも暴露されます。
その頃、主人公の妹である月島ななは月島家の財産を放棄する念書を出します。
家元でもあり父でもある市松はそれを受理します。
行方をくらましていたななの恋人の宇都宮龍一とも無事に再会出来ます。
新たなスタートが感じられる場面です。
これまでに揺れに揺れていた次期家元問題ですが、10話で姉の月島ももがやっと家元となります。
ももは風間直人に、今度こそ最後の別れを告げます。
しかし、彼はなかなか納得しません。
10話の大きな見どころは、次期家元のももが新流派を立ち上げるところです。
これまでもう一人の自分を見失っていた彼女ですが、新流派をきっかけに自分を見出します。
そして本当の愛の意味に気づかされます。
ここからはややネタバレになりますが、高嶺の花ではなく一人の女性としての道を進むことになります。
もちろん華道を捨てたわけではなく、商店街の人たちに花の美しさを教えています。
ラストは公園で生け花を教えているもものシーンがあります。
幸せに満ちた笑顔で、華道家としてもひとりの女性としても生きてゆく決心が垣間見れます。
まとめ
ドラマ「高嶺の花」は、地上波放送が終了しても後から見放題動画として視聴することができます。