ドラマ「それってパクリじゃないですか？（芳根京子主演）」の動画（見逃し）配信サイト一覧-サブスク（1話～10話＜最終回＞）

月夜野ドリンク開発部の新人社員で真面目な性格の藤崎亜季（芳根京子さん）は、ある日、会社の命運がかかったプロジェクトで開発中の新しいドリンクのボトル「キラキラボトル」のデザインが、ライバル会社ハッピースマイルビバレッジに盗まれるという問題に直面します。

ハッピースマイルでボトル開発を担当していたのは亜季の大学時代の同級生で、同窓会で情報が漏れた可能性があるため、亜季に情報漏洩の疑いがかかります。開発部の高梨部長（常盤貴子さん）から問い詰められるも、亜季は無実を主張しましたが、開発部の仕事から外されてしまいます。

この問題を解決するために、親会社である上毛高分子化学工業の知的財産部から、「弁理士」の北脇雅美（重岡大毅さん）が現れます。

弁理士は知的財産権の専門家で、「理系の弁護士」とも呼ばれます。亜季は助けを求めますが、北脇は近寄りがたい厳格な人物であるため、うまくいかない様子です。

果たして、亜季は無実を証明し、キラキラボトルを取り戻すことができるのでしょうか……？

ストーリー第1話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

亜季（芳根京子さん）は、“知的財産部＝知財部”に移動し、親会社からの出向である“弁理士＝知財の専門家”北脇（重岡大毅さん）や熊井部長（野間口徹さん）と一緒に知財部の活動を開始します。

亜季は開発部に戻りたいと考えていましたが、特許のエキスパートである又坂（ともさかりえさん）などの助けを借りて、知財に関する基本的な勉強を始めます。そんな中、営業部の松尾（高橋努さん）が月夜野ドリンクの主力商品「緑のお茶屋さん」と名前やパッケージが酷似したチョコレート「緑のオチアイさん」を持ってくる。商標の類似性を判断するのは非常に難しい課題です。

亜季は、「緑のオチアイさん」の製造元である落合製菓に話を聞きに行くことになります。落合製菓は、地域活性化のために様々な活動を行っている小さな菓子会社で、社長の落合（でんでんさん）の人柄に触れた亜季は、「悪気のないパロディ」であるから許してあげたいと思うようになります。

しかし、月夜野の増田社長（赤井英和さん）は、「看板商品を真似するな」と裁判を指示します。同じころ、亜季の親友ゆみ（福地桃子さん）のオリジナルブランド「ふてぶてリリイ」が他社に商標登録されたという警告が届きます。開発部の高梨部長（常盤貴子さん）やゆみの立場に立ち、亜季は「緑のオチアイさん」の問題について再考することになります。情に流されやすい亜季と、感情をビジネスに持ち込まない北脇の対立する二人は、「緑のオチアイさん」の問題にどのような解決をもたらすのでしょうか？

ストーリー第2話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

月夜野ドリンクの重要プロジェクト「ムーンナイト・イニシアチブ」の主要商品「カメレオンティー」。開発チームのリーダーである高梨部長（常盤貴子）のもとで、秘密に包まれながら開発が進んできたこの紅茶が、知財部で紹介されることになる。色と味が時間とともに変化する特殊な技術を特許申請するため、知財部が活動を開始する。

何か自分も役立ちたいと考える亜季（芳根京子）に、北脇（重岡大毅）は他社の特許を侵害していないかを調査する＜侵害防止調査＞を命じる。
そんな中、亜季が尊敬する先輩のさやか（朝倉あき）が担当するカフェチェーンと共同開発商品の試作品が完成。高梨の意図により、「カメレオンティー」開発から外れたさやかが、新商品のスムージーを成功させることを目指す。亜季も完成を祝福するものの、最後の段階で採用した製法が他社の特許を侵害していることが発覚！

北脇は迫るカフェチェーンへの最終プレゼンを中止すべきだと主張する。しかし、高梨はスムージー開発を一旦見送り、亜季の同僚の窪地（豊田裕大）の提案を提出することを決める。

一度は落ち込むさやかだが、特許を侵害しない方法をプレゼンまでに見つけることを決意する。
亜季も「カメレオンティー」の侵害防止調査と同時に、さやかを支援しようとするが、２つのタスクを同時にこなすのは容易ではない。知財部の仕事の厳しさに直面しつつも、大切な仲間の努力を守りたいと願う亜季。その試行錯誤を経て得るものとは…？

ストーリー第3話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

北脇（重岡大毅）が親会社から派遣されたスパイという噂が広がる中、高梨（常盤貴子）が率いる＜ムーンナイトプロジェクト運営チーム＞が立ち上がる。亜季（芳根京子）と北脇も運営チームに加わることになる。

プロジェクトのイメージキャラクターに選出されたのは、縄文土器に描かれた模様からインスピレーションを受けた、通称「ツキヨン」。縄文土器愛好家のインフルエンサー・ドキドキ土器子（北香那）によって密かなブームが巻き起こっていた。亜季は「ツキヨン」の商標登録を担当することとなる。

一方、北脇は誰かに「このプロジェクトを必ず終わらせる」と電話で伝えていた。スパイ疑惑が深まる中、北脇は親会社へ向かうと言って姿を消し、連絡が取れなくなる。又坂（ともさかりえ）の指導のもと、「ツキヨン」の商標登録準備を順調に進める亜季。彼女は「ツキヨン」を世間に広めた土器子にも、商標登録に関する事前説明を行いたいと考え、五木（渡辺大知）とともに土器子の元へ向かう。

土器子と意気投合した亜季は、商標登録についても支援を受ける。しかし、親会社の知的財産部から、「ツキヨン」を新商品シリーズ名として利用するため、月夜野が商標登録を行うのは中止せよとの指示が出される。
「ツキヨン」の商標登録は、本当にあきらめざるを得ないのだろうか？亜季と「ツキヨン」の運命は？そして、連絡が途絶えた北脇の真の目的とは…？

ストーリー第4話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

『ムーンナイトプロジェクト』の主力商品『カメレオンティー』のポスターが出来上がる。亜季（芳根京子）はポスターの仕上がりに感激するも、使用されている写真は個人ブログから無断で転載されたものだった。これでは著作権侵害となってしまう！ 北脇（重岡大毅）の指示で、亜季は写真の権利者へ利用許可申請を担当することに。知財部の仕事の要である“調整”が求められる中、亜季は不安を抱えつつも意気込む。

一方で、開発部の同期・窪地（豊田裕大）が出願中の特許案件も引き継ぐことになった亜季。特許が認められるには何が必要か、特許庁の審査官に直接アドバイスを求めるよう北脇から提案され、亜季は窪地と共に審査官面接に挑む。担当審査官の仁美（小野ゆり子）は窪地との旧友で、窪地の兄に協力を頼むよう助言する。

窪地の兄・政宗（板橋駿谷）は薬科大学の准教授で、窪地が申請中の特許に関して学術的根拠を得るには最適な人物だ。だが、窪地と政宗の関係は良好とは言えず、さらに政宗は仁美と婚約寸前で破局していた。

複雑な人間関係の“調整”と、進展が難しい写真の利用申請に苦労する亜季。北脇は亜季を助けようと試みるが、又坂（ともさかりえ）から過保護だと指摘され苦悩する。一方、ライバル企業・ハッピースマイルの田所（田辺誠一）が、高梨（常盤貴子）から評価されていないと感じる窪地に接触していた…。

ストーリー第5話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

亜季（芳根京子）と北脇（重岡大毅）が見守るなか、『カメレオンティー』の試飲会に、五木（渡辺大知）の大学の後輩・若菜（桜井日奈子）たちが参加。彼らはヒット商品『ジュワっとフルーツ』の炭酸版『ジュワっとフルーツ・スパークリング』を開発部と共同開発中。通称『ジュワフルスパークリング』の試作品を試した亜季は、その特徴的な味わいに感動する。

若菜は、学会で研究成果を発表する予定だと言うが…。学会で技術発表をすると、特許取得に必要な「新規性」が失われる可能性がある。亜季と北脇は、特許出願まで学会発表を待機してほしいと若菜に頼むが、学会発表の要旨提出期限は2週間後。共同開発メンバーの狩野（若林時英）は、北脇の論理に納得し、興奮する。

つい「ビジネスに正義は存在しない！」と、北脇のように強引に議論を終わらせてしまった亜季は、自己嫌悪に陥る。2週間で『ジュワフルスパークリング』の特許を出願できる方法を探る。しかし、その最中に大学側から共同開発の中止が提案される。

「発明」とは誰のものなのか。開発関係者全員が幸せになれる方法は存在しないのか、悩む亜季。同時期に、亜季はゆみ（福地桃子）と北脇が、北脇は亜季と五木が恋愛関係にあると勘違いする…！？　亜季は複雑に絡み合った問題を解決できるのだろうか？

ストーリー第6話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

ある日、今宮食品という企業から特許を2000万円で譲渡する提案が舞い込んできた。その巨額に亜季（芳根京子）は驚愕するも、開発部長の高梨（常盤貴子）は該当の技術が月夜野の商品「ぐるっとヨーグルト」に使用されていることを明らかにした。これにより、月夜野が特許侵害を犯している可能性が浮上し、社内は混乱状態に。

それに対して北脇（重岡大毅）は、その技術が「特許性」を欠いている、つまり特許を取得するための要件を満たしていないと判断し、特許の購入は不要だと主張。これにより亜季は安堵するが、弁理士の又坂（ともさかりえ）は何か引っかかる様子を見せていた。

そんな折、販売店に「月夜野が特許を侵害している」との誤解を招くチラシが配布され、抗議の声が会社に押し寄せる事態となった。今宮食品が犯人であるという明確な証拠がない中、亜季と又坂は今宮食品の青汁試飲会に参加し、相手の動きを探ることとなる。試飲会で遭遇したのは、今宮食品の社長・今宮（岩谷健司）とアドバイザーの芹沢（鶴見辰吾）。彼らは商品を「特許取得済みの技術を使用している」と宣伝していたが、その特許が適用されているのは青汁そのものではなく...。

今宮食品が特許を駆使し、微妙な合法性の線を越えた商法を展開していることを見抜く又坂と亜季。一方で、高梨は月夜野のブランドイメージを維持するため、早期解決を図り和解金を支払うべきだと主張するが、又坂はこれに反論。何故又坂は、そこまで今宮食品に固執するのか。

その理由を聞いた亜季は、難問の解決策を見つけるために奮闘し始める！開発者の努力の成果を軽んじる今宮食品と、亜季、又坂、北脇との激突の狼煙が上がった！

ストーリー第7話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

今宮食品との通称「009特許」に関するトラブルは解決したものの、ほっとしたのもつかの間。今宮食品から「009特許」を取得した「総合発明企画」が、特許侵害の訴訟を起こすと連絡がきて、そのCEOである芹沢（鶴見辰吾）が月夜野に直接話をしに来た。重要な「カメレオンティー」の販売が間近という時期に、問題をスムーズに解決したい月夜野の側に対し、芹沢は1億円の和解金を求める。

和解金支払いまでの期限は一週間。その間に、開発部長の高梨（常盤貴子）が過去に“特許トロール”として特許権を利用した「太陽新社」に所属していたことを知った亜季（芳根京子）は驚きを隠せない。なぜなら、芹沢が要求した1億円には、特許侵害の賠償金だけでなく、高梨の過去を口外しないという条件が含まれていたからだ。

月夜野と高梨を保護するためには、和解金を支払うか、「009特許」に特許性がないと証明するしかない。亜季と北脇（重岡大毅）は、特許の無効化に必要な論文を探すものの、すぐには見つけられない。一方で、芹沢は高梨に接近し…。月夜野が高梨に対する疑惑と不安で揺れる中、又坂（ともさかりえ）の先輩・中野（板尾創路）の研究を盗んだ過去を高梨が認める。

さらに彼女が、ハッピースマイルの知的財産部員と接触していたことが判明…！
果たして高梨は特許を悪用し、人を騙すようなことをしていたのだろうか？問題解決に向けて行動する亜季と北脇は、真実をつかみ、芹沢との争いを無事に終えることができるのか？

ストーリー第8話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

『カメレオンティー』という、会社の大事な商品がまもなく発売されることを目前に控え、亜季（芳根京子）は発売イベントの準備を監視していた。そのとき、五木（渡辺大知）が新たに完成したプロモーショングッズを持ってきた。以前に、有名イラストレーターのハナモ（山崎静代）が作成した『月夜ウサギ』のイラストが、今回のイベントで再び利用されることになっていた。しかしながら、勝手にイラストが使用されたと思い込んだハナモが、SNSに怒りの投稿をする事態が発生...。

SNSが大混乱になっているさなか、契約書をチェックした北脇（重岡大毅）は、ハナモの理解が全く違っていると断言。とはいえ、ハナモの誤解を解いて、一般の人々を納得させなければ、『カメレオンティー』の発売にも影響が出てしまう。北脇から「困難はチャンス」とエールを送られた亜季が、ハナモとの交渉を担当することになる。しかし、激怒したハナモが突然会社に現れた！

契約条件について頑固な態度を示すハナモに対し、真剣に話を聞いてもらおうとする亜季。そんな時、『カメレオンティー』がハッピースマイルの特許を侵害しているという警告書が届き、北脇がピンチに直面する。

『カメレオンティー』の重要な技術を商業秘密として保護するために、特許を取らないという戦略を開発部長の高梨（常盤貴子）と共に採った北脇。だが、ハッピースマイルが特許を取得した以上、『カメレオンティー』は発売できなくなった…。自分を責める北脇に、亜季は何も言葉をかけることができない。

果たして『カメレオンティー』は未発売のまま終わるのか？亜季と北脇の運命は、これまでで最大の困難に直面しているが、どうなるのだろう？

ストーリー第9話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ

ハッピースマイルの特許情報に記載されている発明者である篠山瑞生が、五木（渡辺大知）の恋人であるさーちゃん、つまりささやまみずき（秋元真夏）であることを亜季（芳根京子）が突き止める。そして、五木が「カメレオンティー」の開発情報を彼の恋人である瑞生に漏洩した可能性が浮上する。

この証拠が確認されれば、ハッピースマイルの「冒認出願」が証明され、「カメレオンティー」の発売が可能になる。これを亜季から聞いた北脇（重岡大毅）は、ハッピースマイルに対する侵害訴訟を担当することを宣言する。一方、亜季は開発部部長である高梨（常盤貴子）からの支援を得て、熊井（野間口徹）と協力して五木の情報漏洩の証拠を見つけることに。

しかし、ハッピースマイルの知的財産部門の部長である田所（田辺誠一）を相手に、北脇は裁判で手痛い打撃を受ける。また、亜季も五木のメールやプリンターの使用履歴、監視カメラの記録を詳細に調査するが、五木の疑わしい行動を特定できずにいる。北脇は「カメレオンティー」の特許を申請すべきだったと後悔するが、亜季は彼のことを信じ、支持し続ける。そんな状況で、瑞生が証人として裁判に出廷することに。北脇は瑞生から月夜野の開発情報が盗まれたという証言を得ようとするが、事実に気づいた田所に邪魔をされてしまう。

次回の口頭弁論までに情報漏洩の証拠を探し出さなければ、「カメレオンティー」の発売は無理となる。一世一代のピンチに立ち向かう亜季と北脇、そして月夜野の運命は…？

ストーリー第10話｜それってパクリじゃないですか？｜日本テレビ